勉強ばかりで挑戦できない人へ|PDCAのDが抜けると成長は止まる
資格の勉強はしている。研修にも参加している。本も読んでいる。それなのに、いつまでも次の一歩が踏み出せない。
起業したいと言いながら「まだ準備が足りない」と言い続ける人。転職や独立を考えながら「実力がついてから」と言う人。準備そのものが目的になってしまっている状態です。
この記事では、なぜそうなるのかをPDCAのどこで詰まっているかという視点で整理します。
そもそも「成長」とは何か
「成長」とは・・・不足を認識しその不足を埋めること
です。成長するためにはまずは目標にしているものがあり、その目標に対して何が足りないのかを認識します。そこから足りない部分を補うためにどのような対策をすればよいのか考え、その対策を実行します。その後また、目標に届くような行動をして
を繰り返します。
不足を認識するためには?
・人に教えてもらう
・自分が行動した結果、できなかったときに自ら痛感する
です。どちらがより強いストレスを感じるかというと、行動して痛感したときだと思います。
人間の成長においてもまさに P ⇒ D ⇒ C ⇒ A を回していくことが大切なのです。
しかもPはすぐに終わらせてDに行くことがとても成長する人の特徴なのです。
【残念な人】
このD(行動)がストレス大なのでまずは行動を失敗しないように研修や勉強を念入りに行い準備をしようとします。その時の問題点は
①不足が理解できていないので研修や勉強が本当に必要なのかわからない、また、必要と感じにくいため吸収も少ない
②自分に投資した分さらに失敗する事への恐怖が増え行動がさらに遅れる
P ⇒ A ⇒ P ⇒ A といつまでたってもD(行動)できません。
「まずは準備してから」と言ってずっと起業しない人
「私にはまだ実力が足りないから」と謙遜して誰かに教えを請おうとばっかりの受け身の人
とっとと行動しましょう。
なぜ「P→A→P→A」になってしまうのか
本文で書いたP(計画)→A(改善)→P→Aのループは、一見すると熱心に努力しているように見えます。計画を練り直し、勉強を足し、また計画を練る。傍から見れば真面目です。
ですが、ここにはD(実行)が一度も入っていません。実行していないので、本当の不足も分かりません。分からないまま勉強するので、身につきにくい。この悪循環です。
投資した分だけ動けなくなる
本文の②に書いた点は、自分でも何度も見てきました。お金と時間をかけたことで、かえって失敗が怖くなるという現象です。
「これだけ勉強したのに失敗したら格好悪い」という気持ちが働きます。皮肉なことに、準備すればするほど動けなくなるのです。
Dを早く回すための具体策
では、どうすればいいか。私が意識しているのは次の3つです。
- 実行の単位を小さくする … 「起業する」ではなく「1件だけ売ってみる」。失敗しても損失が小さければ、動くハードルは下がります
- 準備の期限を先に決める … 「準備ができたらやる」ではなく「◯日にやる、それまでが準備」。順番を逆にします
- 失敗の記録を残す … 痛感したことは記憶に残りますが、時間が経つと薄れます。書き残しておくと次のPが具体的になります
とくに1つ目です。動けない人は、実行の単位が大きすぎることがほとんどです。いきなり本番をやろうとするから怖くなります。
勉強が無駄という話ではありません
誤解のないように書いておくと、研修も勉強も必要です。私自身も資格を取り、本を読んで仕事をしてきました。
問題は順番です。行動する前の勉強は「何が足りないか分からないまま」の勉強になります。一度動いて痛い目を見たあとの勉強は、吸収がまるで違います。同じ本を読んでも、頭に入る量が変わるのです。
だから、勉強をやめろではなく、勉強の前に一度動いてみてくださいという話です。
実行と改善の型を学びたい方へ
PDCAは言葉としては知られていますが、Dを速く回すという視点で書かれた本は多くありません。動けなくなっている自覚がある方は、そういう切り口の本を1冊読んでおくと、自分がどこで止まっているかが見えやすくなります。
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まとめ
- 成長とは、不足を認識し、その不足を埋めること
- 不足を認識する方法は「人に教えてもらう」か「行動して痛感する」。後者のほうが強く残る
- 動けない人はP→A→P→Aを回していて、Dが一度も入っていない
- 準備に投資するほど失敗が怖くなり、さらに動けなくなる
- 対策は実行の単位を小さくする・準備の期限を先に決める・失敗を記録する
- 勉強が無駄なのではなく、一度動いたあとの勉強のほうが身につく
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