私の目さえ盗めば、何も言われない会社だった|評価も属人化していたという話
今日、直行直帰を使って、退社時刻より前に帰っている社員に出くわしました。 直行直帰のルールは、文書で明示しています。周知もしています。 それでも、見えないところでは、こうなる。 最初に出てきたのは、怒りではなかった 「まぁ、そうなるよな」 出てきたのは、これでした。諦めに近い感情です。 自分でも少し意外でした。ルールを決めて、周知して、それを破られたのだから、怒ってもいいはずです。 でも怒りは出てこなかった。 どこかで「こうなる人はいる」と思っていたから だと思います。 人の問題でもあり、構造の問題でもあった 今回に関して言えば、 その人の性格によるところは大きい と思っています。 自分は苦労せずに仕事を回す、というクセのようなものがある人です。そういう人にとって、 サボれるルールは「思いっきり活用するもの」 になります。 ただ、その人を責めて終わりにすると、たぶん同じことがまた起きます。 今回の状況を整理すると、こうでした。 私の目さえ盗めば、何も言われない 私のほかに、評価する人がいない こう書くと分かりますが、これは その人が特別にずるいという話ではありません。 そういう構造だった、というだけです。 評価者が一人しかいない、という問題 以前、 人を雇うと、その人はまず「経費」になる という記事で、属人化をやめたいのに進まない話を書きました。 今回気づいたのは、 属人化していたのは業務だけではなかった ということです。 評価も、私に属人化していました。 私が見ていれば成立する。私が見ていなければ成立しない。そういう状態を、自分で作っていたわけです。 人を増やして組織にしていこうとしているのに、見る側が一人のままなら、増えた分だけ「見えないところ」が増えます。 打つ手は決めました 監視を厳しくする方向ではなく、 はじめから見える状態にしておく ほうで入れます。 出勤・退勤の打刻に、位置情報を付ける 一人ひとりの予定を、みんなで管理する この2つを入れます。これだけでも、抑止力は働きます。 大事なのは、 私が見張るための仕組みにしないこと です。 位置情報も予定も、 全員が同じように出して、全員が見られる 状態にする。そうすれば、見る人は私一人ではなく...
